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+ 地球温暖化と薪ストーブ(カーボンニュートラルの考え) +

地球温暖化の最大の原因は二酸化炭素の増大です。人間が生活するうえで必ず発生するCO2、もちろん薪ストーブも薪を燃焼する上でCO2は発生します。ではなぜ、薪ストーブはCO2の削減につながるのでしょうか?

 本来、石油、ガスは地球の地中のなかにあったものです。石油、ガスはエネルギーとして使用するとCO2を排出します。つまり、今まで大気中になかったCO2が大気中に排出されたことになります。
一方 木はもともとの地球上のCO2で光合成をおこない成長し、朽ちた時にまたCO2を排出します、つまり吸収したCO2をまた大気中に排出したことになります、その木を薪として燃焼することは、もともと朽ちた時にゆっくり排出するCO2を急激に排出させただけなのです。これが本来必要なCO2の循環なのです。ただ、運搬、薪割り機を使用した時、チェンソーを使用した時は、本来以上のCO2を排出したことになりますが・・・
また、ペレット、人工圧縮薪を使用した場合も多少ながら機械によるCO2の排出をおこなわれたことになります。
 津軽地区ではリンゴ農家の生産に必要な、枝切、古木を倒した木を使います、また、建築廃材残材、自然界の倒木、公園整備による必然的に出る木を薪にするのがほとんどです。


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+ 設置場所と薪ストーブについて +

 住宅に薪ストーブを設置するにあたって、リビング(ほとんどの方はリビング)のどこに置くか・・・。悩むと思います、もちろん自分もと言いたいが、悩まずここって決めて設置しました・・・。今となっては後悔しています。ただ、暖房するだけでなく、ストーブクッキング、風呂の追焚きにヤカンのお湯を入れたりと、暖房以外の使い道があり、『こうすればよかったな!』というところが出てきます。あくまで、私の理想ですが、勝手口等薪置き場からの動線、浴室、洗濯室への動線、キッチンから天板にのせたケトルまでの距離等、下図の様な設置が今となっては理想です。理想は部屋の中心ですが、安全面等を考えると壁面、隅に置きたくなるのも仕方ないことです。小さなお子さんやペットのいるご家庭では、無理なこともありますが、参考までに!!



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+ 薪ストーブ よくある質問 +

 

Q、予算はどれくらい見るといいのでしょうか?

A、一概にいくらとは言えませんが、まず本体ですが、一番安い機種でダッチウエスト社の『エントリー』で、税込155,400円で、上を見ると限が有りませんが(オーダー物で本体200万とかもあります)、通常高いものでも、60万程です、当然、本体のみではなく、 本体+煙突+施工費になります!よく、『煙突が本体と同じくらい必要!』といわれる方がいますが、同じメーカーですと、30万の本体でも、60万の本体でも煙突自体の価格は、一緒です!本体の口元(煙突接続部分)の高さで若干変わる場合がありますが、基本的には一緒です。じゃあ、煙突いくら?正式な見積りは、図面もしくは、現場での実寸測定をおこなった後、希望機種を確認し見積りをします。 あくまで概算ですが(煙突を屋根抜きするのか?壁出しするのか?で価格は異なります)、本体価格+30万~70万程です、角トップのサイズによってもかなりの価格差はありますが・・・ そうなると、やはり100万前後の費用が必要になります! 機種、煙突の出し方によっては、60万程でおさまる場合もありましたが・・・・ ただ、この金額は、本体+煙突+施工費のみです。ほかに、壁に不燃壁、床にも不燃壁が、必要になるので注意してください! 

Q、なぜ、そんな高額な煙突を使うのですか?

A、時々に言われるのですが、『本体だけ売ってください、煙突はホームセンターで、安い煙突買って自分で施工するから!!』と・・・・ そんな時は、二重断熱煙突の説明、必要性を話し、それでも、ホームセンターの煙突でいいからと言われると、『申し訳ありません、FIRESTUDIOでは、そんな販売をしておりません、正規代理店として、日本暖炉ストーブ協会会員とし、そのような、危険かつ、無責任な事は、お断りしています。』と、話しをしています、メーカー推奨煙突、責任施工をお願いしております、では、なぜ二重断熱煙突なのでしょうか?二重断熱煙突の構造ですが、

 このような構造になっています、安全性+ストーブ性能の引き出し+耐蝕性+煙突内部の煤の付着の予防と、通常の煙突に比べ、たくさんの利点があります。まずは安全性ですが、通常の薪ストーブの燃焼時の排気温度は、高い時ですと、400度程度まで、上昇します、その時の二重断熱煙突の表面温度は、約60度と驚くほど低温です、シングル煙突のまま、壁抜き、屋根抜きをし、火災になったという事例は実際にあります、他社での工事で、実際に火災を起こしFIRESTUDIOで、再施工した現場もあります。なんといってものこの安全性に関しては妥協できるものでは有りません。万一の煙道火災でも、外部への熱のリークを抑える事ができます。次にストーブ性能の引き出しですが、二重断熱煙突を使用することによって、排気される煙を高温のままスムーズに排出します、結果的にストーブ燃焼を安定させ、理想のドラフト(上昇気流)を作る事ができます、そのドラフトによって、室内への逆煙の予防となります。せっかくの高額な薪ストーブも性能が発揮できないのであれば、ただの置物になってしまいます。 耐蝕性ですが、二重断熱煙突は外側の煙突が、ステンレスSUS304 内側がSUS316(一部メーカーSUS304)と高品質のステンレスを使用しております、これによって、クレオソートによる、耐蝕を防ぐ事ができます、また、断熱材により結露を防ぎ、高温排気によって、煤、タールの付着を抑える事ができ、1シーズンに一回の煙突掃除を実現しております(薪の種類・状態、煙突設計によってはシーズン中の掃除も必要となる場合があります)。

Q、家のどこでも設置できるのでしょうか?

A、答えはNOです!暖炉協会基準、メーカー機種基準と、本体と壁、家具までの安全距離が決められています。機種で多少違いますが、壁から本体までは915mm以上 通気層無しでの不燃壁で、610mm  通気層有りの不燃壁で305mmと基準があります!単純に壁であれば、不燃壁等で対処できますが、サッシ、建具等はふさぐ訳にはいかないので、自分で設置場所を決めてしまわず、ご相談をお願いします、また、雪国では特に、煙突の出し方にも注意が必要です。ご相談を!

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